12月 172004
 

MG4R
ジャズベースから、ハウスへの回帰。
流れるようなベースと、跳ねるリズムが中心の涼しげなハウス仕立ての1枚。


これ以前のMondoGrossoは、Jazzがベースで、それに4つのリズムや、ハウスを乗っけた「スノッブ」な感じのモノが多かった。
gutレーベルらしいモノ。この時期の教授がやってた、black物な感じ。
お洒落で、過度にアッパーなトラックはなく、軽くステップ踏めるような物。
最近のMondoGrossoは、それこそ、エピックなトラックすら見える。
Nextwaveはもろそうで、古いファンからはいささか不満のご様子。
今のMondoGrossoへの移行を「匂わせる」一枚なのかも。
本人もためらっているのか基本は変わらないのだけれど。
「ラテン」「サンバ」「ボサ」をかなり意識してるのが分かる。
絶妙のバランス。少し迷いのある不安定なアルバムは好きです。

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 Posted by at 15:10