5月 272005
 

私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない


記事も読まずに取りあえず思う所を。
業界を調べると分かる事なんだけど、「勝ち組」「負け組」がはっきりしている事が分かる。
その二つを分けているのは、「スター制度」への寄り掛かり度である。
派手に広告を打って、大きく売り場を使って、新譜発売直後に捌く事に長けていた企業、レーベルは、売り上げも落ちているし、利益率もそんなに高く無い。
逆に地味に足を使ってアーティストを探して、地味だけども、損益分岐点を越えるアーティストを多めに抱えている所は、売上がきちんと伸びている。
まぁでも、昔程のビックビジネスじゃ無くなってますな。
全体のパイは縮小しているのは間違えないけど、それは前述した方式での売上が小さくなっているからである。(まぁ、正確に言うと、競合製品にとられている)
今後は持っている著作権を使って、音楽配信、着うたなんかを使って、効率的に音楽を販売できる仕組みで儲けて行くことになり、「音楽業界」という業界単体で儲けられるようにはならんよね。やっぱりソフト業界なんだから。
ライブ等の売り上げって調べた事が無いけど、きっと売上は大きくなっている気がする。なんていってもフェスができるぐらいなんだから。
この辺はどうなんだろうか?公演権ってレコード会社が持ってるの?
(個人的に21世紀初頭は「経験」が大きなビジネスになると思っているんだけど。)
何にしても、良いアーティストにお金が発生しなくなる状況だけは避けていただきたいなぁと思っているので、みんな頑張れ。

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 Posted by at 20:19