9月 292005
 

Amazon.co.jp:本: ビジネスゼミナール 証券分析入門ビジネス・ゼミナール
とても教科書チックな本です。


でも、なんだか読んでいて安心します。
妙な説得力があるというか。
やっぱり理系なんでしょうけれども、最近読んできた、一般の方?が書いた株式入門書に比べると、きっちり式やら論理的な文章が載っている本は読み応えを味会わさせてくれます。
この本のいい所は、経済分析をしっかりしているところです。
社会がどのように変化しているのか?
どのような会社が求められるのか?
今後どのような観点で株価が形成されるのか?
なぜ株価が上がるのか?
どのような評価尺度を用いて評価すべきか?
という所の疑問に答えてくれる本でした。
特によかったのは
・経済付加価値を重視する経営へ移行している。
・失われた10年とはなんだったのか?何を失い、何が行われていたのか?
という所です。
株式の評価・分析法の所はアカデミックな感じで攻めている部分と、
実践的な内容がバランスされておりました。
素人投資家だけではないんだろうなぁというのが見え隠れしてまして、
もう少しアカデミックに責めていただけてもよかったかな?と。
・・・けど、そろそろ入門書はやめてもいいかも。俺。
・・・もう少し深くないとおもしろくなくなっている今日この頃。

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