10月 152005
現在の社会状況に関して、
かなり有意義なコメントを聞いた。
「経営者ってのは既得権益である」
そうなんです。これ。
日本の経営者で何か生み出したり、変化を作り出していける人ってどのぐらいの割合で居るんでしょうか?
「今後、投資家によってただ悪い経営者は駆逐されていく」
単純に経営者「を」査定する人間が出てくるって事かぁ・・・と。
「トヨタでもなんでも買える時代になったんです」
「1兆円、2兆円の金は資金調達可能となった。」
信用創造もここまで来たかぁって感じです。
でも買収する、買収されるって事は何かを生み出しているのかな・・・
ううーん、投資家が常に正しい判断を下すというわけではない。
それは歴史が証明している・・・気がするんだけど。
「ファンドマネージャーと経営者の立つところは全く異なる」
ファンドマネージャーはリターンの評価、
経営者はたくさんの理由を持って経営しているって違いがある。
歴史、ビジョン・・・
ファンドマネージャーはリターン以外の信念で立っている人間を信頼すべきなのかもしれない。
黒船は常に必要で、
黒船に乗って来る人間が、何を指向してるのか?
その会社の発展を切望しているのか?
その会社のリソースをほしがっているのか?
その会社の残りかすがほしいのか?
それを常々考えていることが必要ではないかと。
そんな事をMA勉強しながら思いました。はい。
経営者->政治家、投資家->有権者と言い換えても(今なら)通じる気がします。
コメントありがとうございます。
まさに言いたかったのはそこでして、
結局、株式による多数決組織であります。
民主主義が起こした問題とかを見ても、民主主義だろうが、専制政治だろうが関係ないんですよね。
ファンドも善し悪しですなぁ。結局お金のつながりの政党みたいなもんですもんね・・・