12月 242005
 

自立生活のすすめ
最近少し思うことがあったので、trackback。
(だいぶ遅い反応で申し訳ございません。)
 


 
 
実家を久々に出ることになって半年。
1年を振り返っていろいろ思う。
今の年齢ってすごく充実してるなぁ。
今を大切にしたいなぁと。よく思う。
何となく精神的な余裕も出てきている気はするし。
20代になったばかりの頃は「何となく」全力疾走していて、苦しかった。
なんか、全力疾走しなきゃ!と一人でぐるぐる小さいことで悩んだり、小さく小さく余裕無く走ってきた気がする。
今考えると、悩んでる事の小さいこと、小さいこと。
朝から晩まで回路設計してたら余裕もなくなるんだけど。
今はいい意味で余裕が出てきたかなぁと思う。
去年までは学生で、こんな自由な時間は一生持てなくなるんだろうなぁと思ったのだけれど、
就職してからの方がメリハリがある。
遊ぼう!と思ったら旅に出るし。休もう!と思ったら山に行っているし。学ぼう!と思ったら気軽に本を買えるし。
精神的な自由感は今の方が強い。
している仕事のプロセスは何も変わらないのだけれど、規則正しいという事がいい方向に出ている気がする。
やっぱり自由は抑圧の中にも存在するものだし、そこは誰にも犯されない部分なんだなぁと感じてみたり。
本当に職場に恵まれている。
自分が入る前に思っていた以上に・・・まぁ、半分も叶えばいいかなぁと思っていたお願いがほぼ叶っている。
(その願いがに増えている(増えてないのか、気がついただけか)ってのもすごいけど)
自分の納得できるストーリーの上で仕事をできるというのは、なんと幸せなことなんだろうか。
今、何が大切で、何が重要で、何が必要となるのか?
自己満足なのかもしれないけど、それでも全然かまわない。
おもしろいと思う事を勉強させ続けてくれるって大きい。
大学時代に文句をぶつくさ言いながら研究してたから余計にそう思う。
そういう意味では大学時代はいい経験だった。(逆じゃなくてよかった)
てなことを年の瀬につらつら考えておりました。

“今って、年齢的にも持ってる資金的にも一番楽しく、バランスの良い時期だと思うから、すごく楽しい。
去年の学生の頃が一番楽しいのかな、と思っていたけれど、今振り返るとものすごく苦しかった。
学校に通いながら、放課後は設計事務所に通っていて、帰りが終電とかなのに朝はちゃんと起きて、その頃は「充実」という言葉で誤摩化していたけれど、もう絶対戻りたくない。
更に読む本も建築で、朝から寝るまでずっーっと建築だったなぁ。
決してそれが嫌だったのではなくて、ほんとにこの方法でいいのだろうか、っていうことにすごく不安だったなぁ。
事務所に行けば、自分のなりたい人たちがたくさんいるのだけれど、その人たちになるには、自分が昼間通っている学校ではかなり無理そうで、でもやっぱりそこが自分の所属であったわけで。
学校では普通に好きで色んなものを見たりしてても「頑張る人」になってしまうので、放課後に無給なのに事務所に通ってるなんて言えなくて、友達と遊んだり喋った時には言っていたけれど、ああ、苦しかったよ。
ま、当時はその、苦しい、つらい、とかすら考えられない程ではあったのだけれど。
でも、今は違うのさー。
すごく自分の理想的な場所ではないけれど、納得できる場所が自分の所属で、そこで働くことによって生活ができるっていうのが嬉しい。
去年は買い物するにもかなり躊躇していたけれど、今は気持ちよく買えて楽しい。
色々見に行くことも更に楽しくなった。
先日友達が、好きなことをバイト扱いで実家暮らしで親に迷惑かけながらやってた頃よりも、都会に出てきて好きなことではないけれど自分で稼いで生活する方が良い、と言っていて驚いた。
かなり意外だった。
やっぱり、気持ちって大事なんだなー。
あと、ある程度の資金ね。”
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 Posted by at 10:21