7月 232006
七月大歌舞伎
念願の「歌舞いている」瞬間をこの目で見ることが出来ました。
詳細はどっかの誰かさんが書いてくれるような気がするので割愛。
感じたことの1つとしては「贅沢」だなぁと。
あれだけの人をかけて、1000人程度の箱で何かをすること。
音楽と服と舞と話。総合芸術。
人間が目の前でやらないとあの「空気」は出ないんだろうな。
「厳か」という厳しい雰囲気ではないんだけど、
緊迫感というか、迫ってくるものが全然違う。
もう日本の美全開。
着物の艶やかさ、煌びやかさ。
帯のドレープ感に動き。
デコラティブで・・・まさに「かぶいて」いて。
私のように素人でも知っている歌舞伎役者さん。
実際現場で見るとすごい。やっぱりその人に目がいく。
なんてことはない、些細な差なんだろうけど、表情、歩き方への気配りで、こんなにも違うとは。
話の筋自体は結構シンプルなものだったのだけど。
知らないうちに引き込まれている自分がいるのにびっくり。
ほんと、時代劇馬鹿にできないねぇ・・・と。
定期的に見に行きたいな。
いいものを見て、いいものに親しまねば。
新たな境地が見つかったなぁ。
あ・・・日曜公演だったせいか「セレブ」「たにまち」だなぁと思われる人はあんまりいなかったな。
でも、えらいきれいな人を連れたおじ様がいらっしゃったのには参りました。
もう傘がじゃのめだもの。