4月 052010
 

ものぐさ将棋観戦ブログ:ドキュメント 将棋界の一番長い日(追記あり) – livedoor Blog(ブログ)
これを見て思ったのだけど・・・
「将棋とはスポーツ」だということ。
最近、コンピュータ将棋の話題ばかりを追いかけていたけど、
やっぱり「将棋」の魅力は「人間」が指していることなんだと思う。
ドキュメントの中の棋士は「天才」ではあるが「人間」でもあった。
確実にその場に存在する「最善手」に対して、
気力・体力・その場の状況でミスをしてしまう棋士、
控え室での検討では出てこない奇跡的な一手を指す棋士。
これってスポーツと全く一緒だよな…と。
例えばサッカー。
奇跡的なパスやロングシュートも出れば、信じられないキャッチミスもする。
例えば野球。
終盤150km/hの速球が出るかと思えば、単純なフライを落とす。
これが機械がスポーツをするようになったら、ミスがなくなってしまう。
でも、見ている方は人間のミスや奇跡を含めて楽しい。
だから、棋士の棋力をコンピュータが超えても、
人間の指す将棋には価値があるし、また面白い。
そのことが名人戦の価値を落とすことは何も無い。
生き物の戦いとは根本的に面白いのだということを再認識。
今、こんな企画が持ち上がっているが…
コンピューターと女流二冠、将棋で対局
気負わずに存分に強さと面白さを見せつけて頂きたいし、
日本将棋連盟も話題づくりやコンピュータ科学の発展の為にも対局して頂きたい。

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 Posted by at 17:18