4月 182013
大学で勉強したような知識や能力のようなものが、自分の人生のなかで、いわば賞味期限切れになる時期がきます。「後生畏るべし」という状況が必ず自分の人生に訪れるわけです。
そういう事態に直面したときに、それから生きていくにあたっての原動力というのが、リベラル・アーツであろうと思うのです。だから若い日の人生の基礎固めで必要なのは、老いを迎えて行くなかで、真の意味で、自分の意志で、自分の人生をかたちづくっていくときの、一番のつるはしを貰うのがリベラル・アーツであるという風に考えています。
仕事の節目に接し、学ぶ意義と方法を自らに問い直したい。
それがきっと節目を超える力になると信じ。