11月 072004
 

最近、世代交代とか新しいエコノミーへの意向が盛んだ。
旧エコノミーの大物が、表舞台から下ろされ、
表舞台へは、ベンチャー世代が多く露出されるようになってきた。


下ろされた例としては
・渡辺恒雄の引退
・コクドのごたごた
・ダイエーの凋落
・橋本派の凋落 etc…
戦後民主社会主義を押し進めた人々が消えていっている。
このことは「世代交代」という括りで語られることが多い。
「何らかの力」が働いた?という事も言われている。
私が思うに世代交代される世代はやり残していることがある。
自分で作ったシステム・組織を壊していないのだ。
壊せるのは作り上げ、祭り上げられた人のみに許されている事なのに。
クラッシュ・スクラップ・ビルドが次代の創造に必要な事なのに、
彼らは、クラッシュorクラッシュ直前で逃げてしまっている。
私たちに残されたのは、大きな負の遺産のみだ。
それに足を引っ張られることも多いし、その処理のみで一苦労だ。
数年前から考えていたことだけれど、もう60を越えたらクラッシュさせる世代だと思う。
1から立ち上げる、体力も、力も、情熱も無いのだから。
老兵去るのみではダメなのだ。老兵は最後の処理もしていくべき。
最後にけつぐらいまくれるだろ・・・と思う。
それは、下ろす方にも言える事だけど。

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 Posted by at 15:30