2月 242005
ITmediaモバイル：CLIEの歴史に幕～ソニー、新機種投入を終了
なんか、諸説出回ってますな。
なにやら諸説出回っておるね。
ブラウザの囲い込みの失敗とか、
独自規格にこだわったソニーの凋落だとか。
個人的にはPDA市場自体がしぼんだのかなぁという印象なだけなのです。
電話帳機能は電話に付加されていた方が便利だし、
メモは紙の方が早くて自由。
スケジュール対応も紙に書き込む方が早いっていう事なのかなぁ。
というか、マスで使われなかった理由は、キラーな部分が無かった、提案出来なかった所なのではないかと。
ハードウエア的に魅力はあって、可動部の無い（HDDドライブ）コンピューターで、ライフタイムの長いのは便利！ってことですな。
今後、メモリの大容量化で絶対可能になると思うんで、この辺なんとかしてもらえないかなぁと、淡い期待を持っているわけです。なんつっても小さくできるし。
さてさて、手帳買わなきゃなぁ。
TH55は紙を意識してかなり物欲を刺激されたのだが・・・もう出ないんだなぁ。
携帯にPIM機能が載ることの弱点。
それは電話しながらメモできないってこったな。
BTヘッドセットはかっこ悪いし。
結局電話してるときは紙のメモ必須。
PDAのキラーコンテンツとしてPIMがあったけど、ある意味NEWTON、初代Palmあたりで基本部分は完成されちゃってて、
あとは動画やら音楽やら余計な部分ばかりに目を向けた時点でPDAは終わってたのかなと。
つーか小さくて日本語が簡単に使えるNEWTONが欲しいです。
あとは、もっと早い段階で携帯との連携(BT経由でPDAの電話帳から電話かけれたり)が実現できていれば違っていたかも。
そうそう。結局そこで
「PDAを進化させすぎると、他の物の機能を取り込むことになって、他の物の人気が落ちちゃって、会社全体としての収益が落ちる」
っていうジレンマを抱える製品だったんだよなぁ…って思ってます。
またその逆もあって、携帯がリッチになってPIM機能を取り込んでしまったので、PIMメインのPDAのアドバンテージが弱まったっていう。両方の原因があるんではないかと。
電話しながらメモできないのは、一応会話メモがあるからなぁ。それでカバーできない？
結局お金を生み出すビジネスモデルが構築できなかったっていうソニーのミスというか、市場の選択があったということですな。
いいハード作っても売る人、企画する人の力量で流通量が決まってしまうという良い例ですなぁ（ex.ドリキャス）
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