5月 222005
 

[R30]: ネット時代の「マネ下デンキ」戦略の成否
この記事を読んでいて気付いた事を少し。


それは松下電器のミッションについてである。
記事内にもあるけど、近ごろのパナソニックは他社との違いを強調する戦略を出している。
しかし、その前までは「まねした」の名前の通り、先行製品を研究し、より良く、より安くする事が戦略?だった。
(今のLUMIXなんかはそうかもしれないけど)
こう書くと、格好わるいとか、汚いとか、
余り良いイメージの会社では無いと思う。
しかし、松下翁の掲げたMissionはまさにこの通りで、
「いい物を、庶民の手の届く価格にして広く普及させる事で世の中を富ませる、便利にする。」
ということを会社の目的、存在意義としている。
つまり、便利だけど高い物を、安くより良いものにして、庶民の人に手が届いて生活を豊かにするという事が目的なんだと思う。
とても庶民派な会社なのかもしれない(笑
世の中の評価はどうあれ、まねしたと言われる事は、忠実にそのミッションをこなしているって事の現れなのかなと。
若い人の評価は悪いだろうけどなぁ…ブランディングも何も無い(笑
じゃぁ、コモディティー化された製品で、今後この会社が独自化を進めて行くのかというと
「デバイスによって、他社には出来ないコモディティー化を進める。」
という事が重要になる気がする。
大きなボリュームでコストダウンを図ろうとすると、某国のS社みたいな、国営企業や中国みたいな所には勝てない。
だったら、コモディティー化をデバイスによって実現するってのが、独自性を出す、一つの手段なのかなぁと。
それまでに無い機能をデバイスによって実現するのではなくて、
デバイスや実装技術を開発する事で、コストダウンを図り、
他者に真似できない、安さを提供する事がこの会社のミッションになるのかなと思ったりしました。
trackbackをしたものの、特に関係のないコメントになってしまいました。
すいませんです。R30様。

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 Posted by at 17:59