2月 132007
 

プロの論理力!―トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術
興味があったのはこの弁護士の考え方。
日亜の青色LED訴訟のスタッフの一人は何を考えていたのか?が。


 
 
 
うーん、本の内容自体・・・
というか、論理云々的な所はそんなに・・・でした。
ただ、この弁護士さんの考え方やらが気になって手に取った本でしたので、それ以外のところが面白かった。
裁判って・・・という部分で面白かったのは
「痴漢の慰謝料を300万円にする方法」
普通50万円が相場なんだそうな。ただ荒井さんが組み立てると・・・
相手が家を建てたばかりなので、被害者が引っ越さなきゃならん・・・という理由で150万
(敷金・礼金+1年分の家賃)
相手が早く保釈されたかがっている・・・ので相場より高めの請求ができるなど・・・
事前の下調べやら情報で有利に戦うってのは、なんにしても一緒だなぁと思ったり。
そのほか、モチベーションの理由なんかも書いてあったけど、
ちょっとわからなかったなぁ。もう少し書いてくれたらうれしかったけど・・・
この本を読んで思ったことは、
議論というのは2種類あるなぁと思ったこと。
1つは「自分の意見を相手に認めさせること」
もう1つは「よりよい意見にすること、そのアイディアを出すこと」
前者は弁護士さんの領分だけど、私のの仕事においては、今の所あまり重要ではない。
むしろ後者のための議論の展開方法が知りたいなぁと思いました。
本文とはあまり関係ないのですが・・・
あ、あと「資料で相手を感動させる」ってのは確かに。
いつも心がけようっと。
色々考えるきっかけにはなりましたとさ。

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 Posted by at 00:31