10月 012009
 

ドラッカー先生の授業 私を育てた知識創造の実験室
読了。
ドラッカーが書いた本ばかり読んでいたので、
たまには人物評を…と思ったのだけど、かなり面白い。
ドラッカーの考え方を別の側面から眺めることが出来たし、
マネージャーの心得と要諦がまとめられているだけでなく、
今後の労働者がどのように知識を得るのか、
何をどのように勉強すべきなのかが、
書かれていたのが非常に勉強になった。
キーワードは下記の通り
・常識の「根拠」を疑うこと
 ドラッカーの思考の根本にある問いかけ。
 何故、あのような思考が出来るのかが良く分かった。
・経験にとらわれず白紙の状態で挑む
 知識、情報に踊らされること無く、
 対象の目的を明確に提示することが基本…なかなかできないけど。
・二つ以上の分野に秀でる
 これは読んでいて「はっ」とした部分。
 特に今関わっている仕事から出来るだけ離れた対象をプロフェッショナルとなるレベルまで高める。
 他の視点や思考方法を獲得し、事象を多角的に見る方法を得ること
ができる。
 最近、読む本で何度も言われていることなのでダメ押しで印象づけられた。
・将来は予測できないが切り開くことはできる
 なんか勇気でた。
・目標は気軽に変えてはいけないが、戦略は状況に応じて素早く変える
 環境は日々刻々と変化していること。
 目標は変えず絶えず適応していくこと。
 読みやすいし結構お勧めかも。

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 Posted by at 13:06