10月 012009
 
“出口社長:「日本の大企業がある国、例えばベトナムにしましょうか、に行くと仮定しまして、最初に何をすると思います?」 ちきりん:「まず市場調査してレポートを書くとかですかね?」 出口社長:「その通りです。次に誰を駐在させるかを決めるんですよ。 アクサという会社は最初は小さかったんですが急激に成長して、今や世界一の保険会社です。その創業者に会いに行ったことがあります。 アクサの本部はパリにあるんですが、200人くらいしかスタッフがいないんですよ。アクサが国際展開を活発にやっている頃だったので『どうやって海外進出を行っているんですか?』と聞きました。 そのときの話を単純化して言うと、まずベトナムでオフィスを開くと宣言する。その次にベトナムのアクサの社長を公募す%u30”

これを製造業でやりたいんだよなー。
その国で会社作らせる、別にその会社の社長は本体である必要も無いし、社員である必要もない。
能力のある人材がやりたいようにやれればいい。
むしろ会社の名前やブランドも無くてもいいじゃないか…と。

ちきりん:「そこが大きく違いますよね。日本の会社ってまず外の人に責任者をやらせない。人材の内製化っていうか、中の人から選んじゃう。たとえその人がよく現地の事情を知らなくても。これじゃスピードがついていけなくなるんじゃないかなあ……。
だって現地の人のほうがはるかに良くその国を知っているわけでしょ。結局そういう開かれた合理的な考え方ができるかどうかですよね。

同感。
 っていうか、大きな意味での投資なんですよ。
 お金という資本だけじゃなくて、技術や製造方法、工場もひとつの資産として、投資していくというスタイル。
 これこそがグローバル競争で生き残る方法だと思っているんだけどなぁ。

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 Posted by at 13:18