12月 202004
 
“ ユコス社の歩みは、露経済の混乱を象徴する。誕生はわずか11年前。30代前半のミハイル・ホドルコフスキー氏が民営化の混乱に乗じて、強引な企業買収で生産施設を入手した。脱税や資産隠しなど「何でもあり」の時代だった。
 だが、プーチン大統領に対抗する野党勢力に肩入れしたことで運命は暗転。政権側は、検察、治安機関、税務当局など関係当局が徒党を組んで襲いかかり、社長以下幹部の逮捕と追徴課税で会社を追い詰めた。”

露が石油大手ユコス子会社を競売、93億ドルで落札
凄い国だなぁと。


日本でも、ダイエーの会長さんが、全資産売却されたりと、
順調に世代交代が進んでいる(!?)けど、更に表だって国がそれを進めているのが凄い。
ただ、投資家からしたら「安心して投資できる」国ではないという、評価が下りそう。っていうか、下っているのか?
国は信用ベースで最大の物なのに、そこが強権的に企業を潰しにかかるというのはどうなんだろうか?
エネルギーがらみってのがkeyで、チェチェンの話にしてもそうだし、ロシアとしては、ここらでエネルギーに対する不安を払拭したいのかなぁという意図が見え隠れする。
この政策が良いか悪いかは、結果次第だけれど、時代は常に動いているという事なんでしょう。
乗り遅れずついていかねば。

Share on Facebook

 Posted by at 17:28