2月 082005
 

感情の行方
某所で見た所に反応してみる.
個人的な思考なのでながったらしいです.


なんというか,理系思考で考えると,他者を理解するというのは
「対象に対して,ある入力を行い,その反応から,様々な解析・考察を行うことで対象の特性を得る」
という事になるのかな?
古典制御な考え方だ.インパルスレスポンス.
つまり,心理学者さんのやってる事は,様々シチュエーションに対象を置きその反応をみて,あーだこーだするわけ.
彼らはあまりにエンジニア過ぎるだなぁと.思ったり.
普遍的感情ってのは,その反応の中の平均値,または解析する人の「妥当」であるという反応になるんだよね.
多分,その振れ幅ってのは,ガウス分布に従うような気がするので,平均値に最も近づいていく.
すぃかすぃー.ちょっと前に話題になった「カオス」「複雑系」という物の見方によると,複雑に振る舞うように見えて,実は簡単な法則に従っている物でも
「初期値に対する鋭敏な依存性」ってのが存在する.
初期値に対する鋭敏な依存性ってのは,例えば,葉っぱを落とした場合,どんなに外部,葉っぱの状態を同じにしても,話す瞬間の摩擦の小さな違い等で,全く異なるランダムな落ち方をする.
でも,落ちる軌跡の平均値をとるとある所に落ち着く.
つまり,他者に対して,「平均値」を得ることができるんだけど,他者に対して「次の行き先」ってのを知ることはなかなか難しいのではないかなぁって,現代の科学者は思っているだと.でも,これって当たり前のことですよね.
で,個人的には他者との距離ってのは,それぞれの人間の持つ一定の距離感におちつくんではないのかなぁと.
自分に顧みて考えてみると,大体3種類ぐらいの距離に収束してる気がします.
って,全然ご本人様の思考とは違う方向に向かってしまいましたが,一応サイエンス的に考えるとこんな感じに「訳」すことができました.
で,結論は.「複雑で難しい」ってことです(笑

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 Posted by at 15:19