「問題解決力」本が書店に並ぶようになっている。
でも問題解決力って、本当に必要なのか・・・というより、需要が大きいのかな。
正直、いらんと思う。というよりも、出来る人は多い。
正しそうな答えをおっしゃる人多い。色々語ってくれる「コモディティ化が・・・防ぐにはやっぱりイノベーティブな・・・」大丈夫。分かってるよ。
じゃぁ、何が求められているかと考えてみると「実行力」。漠然としていて掴みどころがないけど。実行力っていうのは、新しいことを始めたり、変革を起こせること。
じゃぁ、新しいことを始めるプロセスを分解してみる。
①考える・発想する
②環境を整える
③決断する
④実施する
⑤継続する
それぞれについて必要事項を挙げてみる 。
①考える・発想する
これはひらめきよね。才能・・・と言って片付けるのはなんだか勿体無い。
よくアイディアマンと呼ばれる人を観察してみると、特徴が見えてくる。
1.豊富なインプット
色々なソースを使ってとにかくインプットが多い。タイプはいろいろ 。
とにかく人と話す人(会議したり、出張したり)
とにかく本を読む人、好奇心旺盛ですな。好奇心が強すぎて貪欲なほど。
2. 常に考えている
まぁ、常になんか考えている。本人しか分からないけどノートになぞの記号や叫びのようなメモをとっている。 会議がつまらないと思った瞬間自分モードに。
常に課題を意識していらっしゃいますな。
3.アウトプットする
まぁ、常にぱぱっとまとめて考えを方々に話している。え?って思うレベルもあるけど決して無駄にしない。ああ、前にそれ考えててちょっとやってみたことがあるわ。みたいな話が多い。
年齢が行っている人はまるでアイデア豊富に見えるけど、常にちょいちょいアウトプットしているから、手持ちのこまが多い。
②環境を整える
じゃぁ、なんかしてみよう・・・と思ったときに、必要になるのは「人、物、金」
自分の手持ちじゃ出来ないこと多い。でも、あの人はなんか出来そうも無いこと言っているのに色々準備してもらってる・・・何故??
1.信頼されている
日本では「信頼」がものをいう社会。借金も、担保が多少あっても信頼されているかどうかで多少リスクのあることでも「この人なら」という人は何を言っても やらせてもらる。結局色々考えてみたりお話してみたけど「真摯さ」。真摯に取り組んでいるひとは信頼される。あと肩書き、資格(学位とかね)かな。
2.押し
押しが強い。とにかく語る。いろんな人に語る。もうこれでもかというぐらい語る。そして話やプレゼンも上手。腑に落ちる説明ができる。もうこれ以上無い明るい未来を語る。殆ど相手にされない。でも、100人話すと反応してくれる人がいる。
3.実績
小さくても実績があること。簡単でも動くこと、試した結果があること。考えてばっかりで、絵ばかり書いている人がいるけど、なかなか投資されていない。多分プレゼンの絵の出来が多少よくなってもあまり変わらない。パパッとやってみて結果を提示・検証している所に投資がいっちゃう。
③決断する
実行力の肝な感じがする。
未知のことをしようとしているんだから、リスク大きい。でも、とらなきゃならん。思い切って取ったほうがリスクが低い。失敗がある程度許されている組織は余計そう。
始めるにせよ、継続するにせよ、撤退するにせよ決断が早い。
人間は決断することで行動が変わる。常に決断を下しながらやっている。だらだらやらない。悩まない。
④実施する
このへんは仕事術の話になるから、おのおの色々なスタイルがある。
その人のスタイルに反する仕事のしかたはしない。マイペースというか、自分のテンポで仕事を進める。無理しないけど、遅くも無い。センスなのかな?
人を使って仕事している場合は、懇々と説明しているような気が・・・
なんか、途中で止めちゃう人は「大きな問題だ!」と悶々と問題を大きいまま考えて、とまっちゃうひと多いかも。
そういう場合はいったん冷静になって、細かい問題に分割する、出来るだけ細かく。で、一つ一つこつこつ片付けていく。そうすると仕事の進捗も分かるし、なにより、ラジオ体操の出席表みたいに次々埋まって言ってモチベーションがあがる。
と、いろいろメモをしてみた。もう少し考えをまとめていこうと思う。