10月 022011
 

最近、海外の大学の方とお話する機会が度々あるが、「最近の問題は「アメリカ人」の学生がいないこと。」という話を良く聞く。

本当にアメリカの大学にアメリカ人がいない。理系の研究室はアジア系の学生が殆ど。中国、韓国、インド人が多い。(韓国の人も減少気味かも)

アメリカの大学に入るためには、中学、高校の教育の質が重要である。
しかし、公教育の質の低下、エンターテイメント産業の興隆などで、子供がそこに行き着く前にドロップアウトしてしまうことが多い。(日本も一緒・・・だ。)

その穴を埋めるのは「外国の優秀な学生」である。

今の子供は、学生時代、もっと言えば初等教育からグローバル競争に否応無く晒されている。
その自覚が、今の教育界には無いんだろうな。自覚というか、危機感を持って欲しい。

そして、すでにグローバル競争の舞台にすら乗れていないことも。

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 Posted by at 22:40
10月 022011
 

 人生の目的,なんの為に生きてるんだ?って,うちのボス(当時の教授)は,いつも言っている。

さて,なんの為に生きてるのかなぁ

今生きてきてよかったなぁって思うのは,高専時代にラジオをやっていたことだ.企画から,運営,番組の作成などをばりばりこなしていた.

楽しかったなぁと.結局それを考えると,プロセスなんだろうなぁ.仕事のやりがいと.
評価や,報酬.そんなもんじゃないんだと.

結局自分を満足し,納得させられる仕事をしたとき,人生って満たされるんだなぁと.
全力で生きること.それが人生の目的なのかなぁなんて思ってみたり.やってるときは苦しいけど.
今考えると,後悔してない仕事ってあれだけだなぁ.
研究は全て後悔だらけ.ああ,全然勉強足りないなぁとか,全然さぼっちゃったなぁとか.
研究で,後悔しないぐらいがんばりたいもんだ.…これ以上頑張れとでも!?

考え、あんまり変わってないなぁ。

少しだけ変わった点といえば、「全力を尽くすと楽しくなる」という確信を得たことか。
自分としては不本意な仕事を割り当てられても、 全力を尽くしたら最後に「あ、次はこれやってみよう」とか、「もう少しだけ、工夫できたな。」と思うんだわなぁ。不思議と。

だから、今の仕事続けてられる。
そういう貴重な体験をさせてくれたボスには返しきれない恩がある。

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 Posted by at 22:30
10月 022011
 

最近、世では「持たない生活」「断捨離」な暮らし方が話題。
前からそうしたいと思ってはいるのだけど、趣味が多いのが災いし、物が減らない。

今もっている物・・・
・PC 5台(サーバー、動画再生用、ノート2台、デスクトップ1台)
・・・なんとかしなきゃな。
・ターンテーブルセットとレコード
・・・最近使ってないな、beatportで十分になりつつあるし。
・ 本
・・・漫画入れたら50*20冊あるのか
・CD
・・・もう引っ張り出して聞かないもんなぁ
・服
古い服捨てなきゃな・・・無知な頃に買ったスーツを捨てたいのだけど捨てられない。
・スポーツグッズ
ゴルフ、テニス、山・・・

とりあえず、inputを絞るようにすることに。
北野武曰く「最近は接いでまで着たり、親父から受け継いで使うもの無いよね。それって凄く貧しい。」
というのを心がけて、本以外は買うのを止めようと。

・・・だから、一生物のアイアンと、一生のもの革靴と、一生物の器を揃えるところから。

 

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 Posted by at 22:19
9月 122011
 

震災後1週間は気が遠くなるほど、長かった。
震災後1ヶ月間は出来事を振り帰った際、震災前が遠く霞んていた。

震災後半年にを迎えてみると、ただただ時が経つのは早いというのを痛感させられる。

瓦礫が片付けられ、コンクリートの基礎が緑に覆われている。
世間の記憶の風化、関心の薄まりのような、不気味なものを感じた。

まだ、半年。まだまだスタートラインにも立てていない。
一歩一歩、可能な支援を続けたい。

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 Posted by at 17:59
8月 202011
 

初めてのデジタル一眼(・・・正確に言えばこれでいいのか?)はミラーレス機。
某カメラ屋で見たときはその小ささと軽さにダンボーもびっくり。とにかく小さい。

一番最初に撮影したのは息子。
というか、息子を撮影するために買ったのだけど。

とりあえず、色々撮影する予定。

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 Posted by at 00:24
8月 182011
 

 息子が我が家に来て、早5日目。

 まぁ、とにかく大変。
 こちらの都合なんて意に介さず、お腹空いた、トイレ、抱っこしろ・・・と。
 おむつの取替えやお風呂も大分手馴れてきたものの・・・成長に合わせて暴れっぷりも激しくなり大変さがあんまり変わっていない。

 とにかく奥さんが強くなった。深夜に少々起こされても、しんどそうだけど次の日もしっかり起きる。私は起きれないし、休めていないないため、日中休む始末。ううむ。
 そんなことも言ってられないので、少しでも役に立ちたいなぁ・・・と、授乳中に麦茶をせっせと差し出し、お昼ご飯に広島焼きを作り、禁酒し夜鳴きの際に抱っこ出来るように頑張る日々・・・仕事が始まってからの育児参加を悩む今日この頃。

 また父として成長したら何か書く・・・かも。

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 Posted by at 23:49
8月 182011
 

 戦略論などを読んできたけど、これだけ読んでても、あんまり役に立たないんじゃないかなぁ・・・と、感じることがある。

 前に書いたプロフェッショナルコンサルティングの書評に通じるかもしれないんだけど、どんな戦略も武器があってこそだし、潜在的な武器や守備と攻撃のポイントを指し示すが、その実施の可否については、他の要因で決まることが多い。(実作業者抜きのおじさんの会議で部署の力学で決まるとか。)

 隣の部署の先輩は、戦略論など学んだこと無いけど、発する言葉の端々に、ポジショニング論やらゲーム理論の応用などで出てくるような話がぽんぽん出てくる。
 先に学んどくことも大事だけど、やっぱり実体験に基づいて学べることでもあるかもしれないなぁ。と。

 結局、普段の心がけ次第なのかもね。常に考えながら仕事をするという。

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 Posted by at 23:22
7月 302011
 

最近、心配なことがある。
隣の部署の若手が、怒られていることである。

彼の部署には相当仕事ができる「らし」く、上司もお気に入りの人がいる。
まぁ、その人は気が短いのと、仕事が「出来ない」人が嫌いらしい。
で、その若手のことを怒るらしい。仕事のこと、内容、出社時の服装まで・・・

まず、怒り方が許せない

  • 大勢の前で怒る。
  • ばか、あほ、と言う。人格を攻撃する。
  • 自分の感情を「服装」という正当そうな理由でぶつける。

大勢の前で怒って何になるというのか?
ただ、彼を惨めにさせるだけではないのか?そこに何の意味があるのか?

その若手の成長を期待して怒ってない、ただ気に入らないだけで怒る。その部署の周りもフォローしない。
そもそも、部下や若手が自分の期待に満足しないパフォーマンスなのは、100%その若手のせいではない。足りない部分を補い、指導し導くことこそリーダーの仕事。
出来ないのであれば、他の道を勧めるのもリーダーの仕事だし決断だ。

そんな当たり前のことをせず、ただ感情をぶつけるだけなのは、卑怯者でリーダーとしての資格は無い。というか、怒る資格も無い。

その若手も自分が力不足であると認識しているのである。その人間に「力不足だ」と伝え、彼の現状に何がプラスになるのだろうか?何が足りないのか、足りない部分を補うためには何が必要なのかを伝えるべきであるし、そのためにリーダーが何をすべきなのか?というのが、仕事が「できる」のであればわかるのではないだろうか?

こうした憤りを経て、自分の中に確固たる信念が出来た。
私の10年後の目標を、社内の面接の為に書く機会があって、書いてみたものの、しっくり来なかった。

今ははっきりこう言える。
「メンバーが使命感とやりがいを持った仕事のできる部署を作ること。」である。

そのために

  • 部下の本音が引き出せる傾聴力
  • 納得してもらえるテーマや仕事を作り出す想像力。
  • 技術を理解し助言を与え、説得できるられるような技術力。
  • 無用な仕事を減らし、本当にしたいことがをするための交渉力、折衝力。
  • 大きな仕掛け、新しいことに踏み出せる胆力
を身につけたい。
絶対にあんな野蛮人に俺は負けない。
絶対にあんな傍観者共に実現できないようなパフォーマンスを上げてやるよ。
笑顔と歓喜の中でな。絶対にだ。
モチベーション上げてくれて感謝。
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 Posted by at 13:12
7月 272011
 

自分が関わっているプロジェクトの方向性がおかしいと思ったら,自分がどんな立場にいようと強く主張すべきだ。会社はそんなエンジニアを必要としているし,本当に会社のためになるのであれば必ず耳を傾けてもらえるはずだ。「そうは言っても,難しいんだよ」などと逃げを決める上司は怒鳴りつけてやればよい。

会社にとって最悪なのは,「こんなものを作っても誰も使わないんじゃないか,会社の価値を上げることにつながらないんじゃないか」と思いながらも黙々と仕事をするエンジニアだ。そんなエンジニアばかり集まっている会社は絶対に市場で成功しない。プロジェクトに関わるエンジニア全員が,「自分たちがどんな価値を提供しようとしているのか」を常に意識しながら仕事をしている会社だけが成功できるのだ。

引用元: Life is beautiful: エンジニアの役割.

正論は重々承知。
そんなカルチャー、スタイルな会社、部署を築くのが至難の業。

ただ、考え続けますよ。そんな会社、部署の作り方を。
まずは、自分自身がそんな人材にならきゃ!

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 Posted by at 12:41
7月 242011
 

羽生将棋から学んだとで、自分の人生に大きな影響を及ぼした事。
それは「最善手」という思想である。

将棋は常に「ミス」をするゲームである。
局面の中に必ずある正解。但し、誰も正解を選択出来ない。
自分は正解をさしていても、相手が指してくれる保証も無い。逆もまたしかり。
極論すると、全てにおいて人間の選択は、神で無い限り間違いなのである。

そんなあきらめにも似た真理に羽生将棋は正面から対峙する。
「考える」という手段で。

「正解」は無理だが、「最善手」をひたすら求め続ける。
どんな局面におかれても、人間が出来る事は「最善」を尽くす事だけ。
それ以上でも、それ以下でもない。

自分はきっとミスを犯すだろう。
犯したミスを後悔する事に新たな価値は生まれない。
ただ、次の一手に最善を尽くす。

部下や上司はミスを犯す。自分が最善を尽くしても。
そこに悪態を付いても始まらない。
では、そんな部下や上司に自分の描く最善手を打ってもらう為に、できる最善手を探す。

将来、親子で間違いをしあうはず。
その時に、語気を荒げたりしても意味が無い。
彼の未来における最善手を親子で考え続ける。

僕が羽生将棋が好きな理由、そして一番影響を受けた部分は、
勝負と因果の真理に対峙する手段と心構えである。

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 Posted by at 11:41